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初めて見るエリザベート

いやいや、エリザベートコンサートバージョン、すごく良かったです。
コンサートといえども、侮れませんね~
一番のウリであるセットこそ使いませんが、オーケストラを舞台に乗せ
てその前でまんま演じてみせるような、ほとんどお芝居のような
コンサートでした。


新鮮だったのが、ルキーニ。
宝塚版と違って、ポジション的にエリザの次がルキーニな印象でした。
実際、プログラムもエリザ役のマテ・ハクフォートの次にルキーニ役の
ブルーノ・ブラッシーニが出てましたし。
プロローグや途中の進行、ミルク、そして2幕冒頭のキッチュなど、
ルキーニの見どころも満載。
ウィーン版ではトートがミルクの場面に出ないので、ルキーニが民衆を
パワフルに先導して、ものすごい迫力でしたよ~
2幕のキッチュでは、客席から登場。
各国の美女や大使は出ず、ルキーニ一人で舞台を引っ張る。
それが、余裕でウケている感じなんです。
いやーちょっと濃い目のお顔といい、パワフルな歌声といい、ほんとに
ステキでしたよ。

トートは宝塚版と違って、ずいぶん出番が控えめな感じ。
何より、1幕の締めがトートの歌ではなく、エリザの歌だったのに
驚きました。
ルドルフの死の後にすがるエリザを拒絶した後、ひとしきり歌ったりも
しないし・・
歌い方は全体的にロック調で、それがすごく嵌ってた。
最後のダンスのシャウトするとこなんて、カッコ良くてゾワゾワしました。

ルカス・ペルマン、麗しかった~
彼が登場したとたん、オペラがわっと上がった気がします。
歌声も、よく伸びて透明感のあるいい声でした。
唯一の不満は、「王座~」で正面を向いてくれなかったこと・・

ウィーン版のシシィは、宝塚版よりさらに自分に忠実で、日本人から
したら、ちょっと・・と思う部分もあった。
ルドルフが助けてと言っても、結構ズバッと拒否してたしね。
ドクトル・ゼーブルガーが出てくるところも、フランツの浮気に
ショックを受けるのとは、ちょっと違ってました。

それと、ちょっと意外だったのが、ゾフィーがコワい姑だけでは
なかったこと。
ゾフィーがフランツに厳しくあたって来た、心情を吐露するような
ナンバーがあって。
そういうのを聞くと、シシィも大変だっただろうけど、やっぱり異質な
皇后だったんだなーと思っちゃいました。

当時のドイツの世情が映しだされたような、政治がらみっぽい場面も
あり、そういう意味ではずいぶん現実的だった。
これを、「シシィとトートの愛」「嫁姑問題」な宝塚バージョンにした
小池先生、さすがだーと感じ入りましたよ。

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テーマ : ミュージカル - ジャンル : 学問・文化・芸術

2007/05/20 01:03 | 宝塚以外→舞台COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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